去る2021年8月14日、私の人生初めてのリサイタルが終了した。
副題を「クラシックとジャズのはざまで」とし、20世紀〜21世紀にかけてのハイブリットな作品群を二時間という短い時間で総括する、という、なんとも(個人的には)大胆な企画であったが、多くの人に興味を持っていただくことができ、会場にも多くのお客様と、大変暖かい感想をたくさんいただくことができた。
ここに至るまでには本当に様々な方の支えがあった。
公の場所なので、誰がどうということを書くことは遠慮するが、本当に多くの人に感謝している。悩むこと、迷うこと、辛いこと、他の人に比べたら私など幸せに生きている方だが、それでもそれ相応に悩むことはあった。
投げ出したいことも少なからずあったが、それでも最後まで、しっかりと向き合い続けながら演奏できたことは、自分としても大切な一つの経験としてしまっておきたいと思う。
幸せだった。出来てないこともあったのだが、純粋に幸せだった。
本当に良かったな。
でも、本当に出来てないことだらけだったのだ。
少しずつ精進したいと思っている。
今は年末に向けてソプラノサックスの技術を改めて磨き直すプロセスに入った。
冬場にかけて、フランクのヴァイオリンソナタとプロコフィエフのフルートソナタに挑戦する予定。楽しみだ。
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