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Series III Sopranoのダブルキー

セルマーのシリーズ3にはド#の音程補正のためのメカニズムが装備されている。

このように動く。

本来ここのキーは二つに分離しておらず、一つだけになっているが、完全に塞ぎきってしまうと音程が下がってしまう。

従来であればその対策として、oct.+3などで音程を上げる対応をしていたわけだが、非音楽的(になりやすい)ノイズが乗りやすかったりなどで、多くのサクソフォン奏者が頭を抱えていたわけだ。

そこでこのダブルリングの機構を用いることで、真ん中のド#を演奏するときに小さな気孔を作ることで音程を上げる、という大変画期的な機構を開発したわけだ。

 

とはいえこのダブルリングキー、丁寧に手を入れておかないとベタついてしまって、必要なタイミングで得たい効果を得られない時というのが出てくることがある。

重要なのはキーパッドやサンドペーパーなどでしっかりと動くように、2つのタンポを独立して動かせるように手入れをしておくことだ。